痛みと仲良くなる
カテゴリー:学んだこと
記事公開日:2023年1月7日
以前までは身体に痛みや違和感があったときには
安静にしたほうがよい!と決めつけ、動かさないようにしていましたが、
いまは、痛みがあるときには積極的に動かすようにしています。
椎間板ヘルニアの経験をした直後は、
痛みに対する恐怖感がものすごくて、
おそるおそる身体を動かすようになっていました。
ちょっと動かすたびに痛みに襲われていたからです。
緊張で身体をガチガチに固めていたと思います。
そして、筋緊張により血管を圧迫し、さらに痛みが強まるという
負のループにはまっていました。
この負のループの存在に気づいてからは、
痛みによる筋緊張をほどくように、
痛みと対話しながらゆっくりと動かすようになりました。
こんなぐあいに、
↓
はい、痛みさん今日も左の腰のあたりにいらっしゃいますね。
今日の痛みさんはどんな具合でしょうか。
(しばし、痛みさんの様子を観察)
(右にゆっくりとほんの少し側屈)
こっちに伸ばすとどんなかんじですかね。
あっちょっと痛みさんが増してきましたが、そのままで様子を見てみますね。
(そこにとどまって、観察)
反対側に少し移動してみますよー。
(左にゆっくりとほんの少し側屈)
こっちはそんなに痛くないですね。
こんなかんじで、
ほんの少しずつ微細な動きでゆっくりと前後左右に動かして、
痛みさんを観察していきます。
すると、ちょっとずつ痛みさんが小さくなったり、おだやかになったりしてきます。
この変化を感じることが重要です!
ずっと痛いわけではない。
痛みの感覚は変わっていく。
自分で動かすことで、痛みを軽減することができる。
これを実際に体験してカラダとともに理解すると、
痛みに対する恐怖が薄らぎます。
痛みと仲良くなることで、筋緊張しなくなり、新たな痛みを生まなくなります。
この方法は慢性的な痛みには有効ですが、
ぶつけたり、ひねったりして、患部に腫れがあるときなど急性の痛みに対しては、
冷やしたり安静にしたりするなどの適切な対処をしてください。
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