以前までは身体に痛みや違和感があったときには

安静にしたほうがよい!と決めつけ、動かさないようにしていましたが、

 

いまは、痛みがあるときには積極的に動かすようにしています。

 

 

椎間板ヘルニアの経験をした直後は、

痛みに対する恐怖感がものすごくて、

おそるおそる身体を動かすようになっていました。

ちょっと動かすたびに痛みに襲われていたからです。

緊張で身体をガチガチに固めていたと思います。

そして、筋緊張により血管を圧迫し、さらに痛みが強まるという

 

負のループにはまっていました。

 

 

この負のループの存在に気づいてからは、

痛みによる筋緊張をほどくように、

痛みと対話しながらゆっくりと動かすようになりました。

 

こんなぐあいに、

 

はい、痛みさん今日も左の腰のあたりにいらっしゃいますね。

今日の痛みさんはどんな具合でしょうか。

(しばし、痛みさんの様子を観察)

 

(右にゆっくりとほんの少し側屈)

こっちに伸ばすとどんなかんじですかね。

 

あっちょっと痛みさんが増してきましたが、そのままで様子を見てみますね。

(そこにとどまって、観察)

 

反対側に少し移動してみますよー。

(左にゆっくりとほんの少し側屈)

 

こっちはそんなに痛くないですね。

 

 

こんなかんじで、

ほんの少しずつ微細な動きでゆっくりと前後左右に動かして、

痛みさんを観察していきます。

 

すると、ちょっとずつ痛みさんが小さくなったり、おだやかになったりしてきます。

この変化を感じることが重要です!

 

ずっと痛いわけではない。

痛みの感覚は変わっていく。

 

自分で動かすことで、痛みを軽減することができる。

 

これを実際に体験してカラダとともに理解すると、

痛みに対する恐怖が薄らぎます。

痛みと仲良くなることで、筋緊張しなくなり、新たな痛みを生まなくなります。

 

この方法は慢性的な痛みには有効ですが、

ぶつけたり、ひねったりして、患部に腫れがあるときなど急性の痛みに対しては、

冷やしたり安静にしたりするなどの適切な対処をしてください。

 

 

 

 

 

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