以前、看護系の学会で谷川俊太郎さんが登壇されていて、お話しを拝聴する機会がありました。

その中で、

 

「お母さんが話しかける声は赤ちゃんへのスキンシップになる。」

 

だから、言葉がわからない赤ちゃんに対しても、話しかけることが大切だ。

というようなことを話されていました。

 

 

声(音)の響きが空気を震わせて、その振動が肌を震わせる

ので、

 

「音がスキンシップになる」

 

のだと。

この視点は私にとって、かなり斬新なもので、ずっと頭の中に残っていました。

 

 

 

先日の山下達郎さんのコンサートで、

音の響きを身体全体で味わって、

谷川俊太郎さんのこのお話のこととつながりました。

 

「この心地よさは、山下達郎さんからのスキンシップを受けまくっているっていうことなんだな。」

 

と。(笑)

 

 

 

 

言葉は、その意味だけでなく、その音も相手に影響を与える

 

と考えると、

セッションの中での

話す言葉の音の強弱や高低などにも配慮していきたいなあと改めて思うのでした。

 

 

 

 

 

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