支援者のありようを育てる
カテゴリー:日々の気づき
記事公開日:2023年7月16日
障害者を支援している相談員のみなさんに対して
ポリヴェーガル理論を交えつつ
カラダを感じるワークを取り入れた
ミニセミナーを開くことができました。
自分の学びをみなさんとシェアしたいと考えていたので、実現できてうれしかったです。
テーマは
支援者のありようを育て、「安心感のある」支援をしよう
安心とは何か
耐性領域の話
自己調整で支援者が整うことで、
協働調整で相談者が整うこと
について講義し、
自己調整のワークとして
グラウンディング
センタリング
を行いました。
支援者のありようとして自己調整が重要だと伝えたかった。
というのも、
福祉の相談は、
Heavyな環境下のHeavyな話が多く、
神経系がざわざわしてしまうので、
話を落ち着いて聴くために、
自己調整が大切となってきます。
支援者の神経系が整っていることで、
相談者は安心感を得て、
一緒にいるだけで、
協働調整で整っていくのです。
支援者がざわざわしていたら、
相談者はよりいっそうざわざわしてしまうので、
グラウンディング
センタリング
を意識して、
アタマだけで考えるのではなく、
足やお尻を感じて、安定しながら相談を聴く。
全ての人が自己調整できて、
神経系が調整されていたら、
協働調整で、それが広まり、
「自己調整は世界平和につながる」
と言っても過言ではない
と、SEトレーニングの先生方はおっしゃってました。
壮大ですね。
あと、日ごろから
支援者のみなさんに
少しでも楽に、力まず、自然体で支援の場に臨んでもらいたいと
思っていました。
支援者は相談者のことばかりを考えて、
自分のことを後回しにしてしまいがちなので、
自分を労わることが大切
ということも伝えたかったです。
いつもがんばっている自分への労わりの気持ちを伝える。
今回は、そのあたりをするワークの時間を設けることができなかったので、
次回、また企んでいきたいと思います。
後日談として、
足やお尻に意識を向けることで
落ち着いて相談者の話を聴くことができた。
と、参加者の方からうかがい、
実践していく人が広がっていくといいなぁとわくわくしました。
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newnanでは
ポリヴェーガル理論を取り入れた
「自分でできる自律神経調整」
を目指し、カウンセリングをおこなっています。
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